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「沈黙に向き合うー沖縄戦聞き取り47年」のご紹介①

  • 執筆者の写真: 世界版「平和の礎」事務局
    世界版「平和の礎」事務局
  • 2025年4月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年7月23日

本題の前に、簡単ではありますが、ブログ記事の執筆をしている私Kの自己紹介をさせていただきます。

 県内出身者の41才4児の父。語学系の大学を中退してITベンチャーを起業後、子育てを機に徐々に会社を解体し、現在はものづくり(工芸)をしながら、共同代表の平良氏と同集落のご近所さんというご縁で、当団体の事務作業をお手伝いさせていただいています。

 平和や社会について専門的に勉強はしたことはないド素人です。社会や沖縄、ことに沖縄基地問題には以前から関心が高いほうだったとは思いますが、日々の子育てと生業で、目の前の生活が精一杯なのが実際なところであります。SNSで発信することが得意なわけでもなく、社会実践としては選挙での投票行動くらい、といった感じです。

 

 そんな私が「戦争」「平和」「沖縄」「日本」「国際平和」などを主なキーワードに、世界の恒久平和を志向する当団体の認知を広げるべく、県内出身者、戦争未経験者の私からの視点として、ブログ記事を記させていただいております。 

 どうぞよろしくお願いいたします。


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 さて本題では、当団体、NPO法人世界版「平和の礎」を提案する会の共同理事長でもある石原昌家氏(沖縄国際大学名誉教授)が2017年9月7日から2022年12月22日まで、「沈黙に向き合うー沖縄戦聞き取り47年」というタイトルで琉球新報文化欄に月2回117回連載してきた掲載紙面を書籍化した『Basic沖縄戦 沈黙に向き合う』のご紹介をさせていただきます。





 5年3か月かけた117回を一つに纏められた本書はとてつもなく内容が濃密で、沖縄県民が、沖縄・日本・米国・臣・官・民・主義/思想などの多様な立場、沖縄戦と、それに続く戦後アメリカ統治下を経て日本への復帰、時代の流れに、どのように翻弄されてきたのか…非常に詳細に記してくれています。石原先生が読者に添えたメッセージには、「本書は、沖縄戦史研究ではなく、沖縄戦体験を「常識を疑う」社会学的視点で解いてきました。」と綴られています。

 戦争を知らない世代へと時代が移り行くなかで、本書はとても貴重で後世に残る名著だと素人ながらに思いました。実際の聞き取り調査で起こる詳細な過程・顛末なども記され、内容が非常にリアルなのです。

 

 何となく平和で、死に直面するような不自由さもなく、「豊かな国日本」を当然のように刷り込まれている若い世代の方々は、沖縄県民の体験してきた戦中・戦後史をどれほど知っているでしょうか。歴史や社会史に興味がある方は是非完読してみてほしい、と思います。

 

 次回は本書「沈黙に向き合うー沖縄戦聞き取り47年」より、平和の礎の項目をピックアップしてご紹介出来ればと思います。本記事を読んでくださり、ありがとうございました。


事務局K

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